2015年6月2日火曜日

小笠原沖の深発地震の発生メカニズム:「わかっているつもり」が本当は怖い

 平成27年5月30日20時23分に発生した小笠原諸島西方沖の深発地震について、気象庁の発表がありました。
   深さ       682km
   マグニチュード   8.1

 日本経済新聞によれば、深発地震とは「一般に深さ100キロメートルよりも深いところで発生する地震のことを指す。別のプレートの下に沈み込む海のプレートの内部で発生する。震源は700キロメートルの深さに達するものもあるという。」と説明されています。(2015/5/31 21:59日本経済新聞 電子版)

 地下682kmといえば、地殻の下のマントルでも相当地球内部に近い位置です。「お決まり」のプレート内部で地震が発生した、ということについてどのように確かめることができたのか、地震学の専門ではない私には想像がつきません。これまで幾多の地震発生の説明で、「プレート」「活断層」「周期」以外の言葉をほとんど聞いたことがありません。いつも地震発生のメカニズムの解説を聞くたびに、不謹慎ながら「科学」というより「錬金術」の言葉が頭をよぎってしまいます。

 リスクマネジメントで危険なものは「決めつけ」であることを忘れてはなりません。確実でもないことを「わかった」かのように軽々しく喧伝することが、本当に怖いことだと自戒していきたいと思います。



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