今回の新型コロナウィルス肺炎で、中国政府は1100万人都市武漢等の封鎖や国内交通の遮断、中国全国民の海外団体旅行の中止などを実施し、今現在の中国の対応は徹底していて、素晴らしい。人類史上最高の危機対応の例として今後のモデルとなるであろう。
一方、日本政府は、新型コロナウィルス肺炎で封鎖されている中国の武漢などから、在留日本人数百人をチャーター機で帰国させると報道があった。報道によれば、この帰国者は自宅待機となるようである。せっかく中国政府が英断によって大都市を封鎖・隔離したことの抜け穴となるようでは、日本国内で感染を拡大させる危険性がある。帰国者にはしばらく不自由を強いることになるが、少なくとも武漢で行われている封鎖・隔離と同等の意義の封じ込め方法が必要と考えるべきであろう。日本政府の甘い初期対応は危険である。まだ日本国内での継続的な感染という切迫した危険が生じていないから徹底した対策を行わないというのは不適切である。具体的な危険状態が生じてからでは手遅れになる。
まずは今回の帰国者を少なくとも2週間は隔離させるべきである。空振りに終わり苦情や非難を受けるかもしれないが、感染者が出なければ、それは幸運であったと言うべきだと思う。
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